現在、わが国において注目を集めている「動物愛護管理法」の改正、動物実験施設の第三者検証等に備えて、各機関の動物実験委員会の果たす役割はますます重要になっています。本書は米国応用研究倫理協会(ARENA)および米国実験動物福祉局(OLAW)が作成した「動物実験委員会ガイドブック」(改訂第2版)の翻訳書です。動物実験計画書の審査、動物実験委員会委員への教育、災害時の対応、遺伝子改変動物の使用など最新のトピックスが追加された本改訂版は、動物実験計画書の審査のみならず、研究者が動物実験を立案・実施する際の座右の書です。